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ベンチャ事始め

スタートアップは、どんなところで始めたらよいのか?

AVH事務局 2015.04.03

あいちベンチャーハウス IM 中野 喜之
 全国に公設、民営も含めてインキュベータ、コワーキングスペース、シェアードルームなど、スタートアップを支援する施設は、毎年、形や名称を変えながら増加しています。一般社団法人日本ビジネス・インキュベーション協会ではこちらにあるように、ソフト支援に熱心なスタートアップ施設が紹介されています。
 スタートアップに関しては、様々な経費が発生しますが、自宅で起業する場合を除き、起業するスペースの貸借料が最大の負担となります。スタート場所としては、最初から資金潤沢でキャリアが充分にあれば、都心部のビルにも入れますが、これはレアなことで、雑居ビルを借りる場合でも、個人起業ではお断りされるのが殆どです。

 現実的には、開業する際の家賃を最小限に抑えるため、ワンルームマンションの1室を個人で借りて、郵便受けには屋号を入れることとなります。この場合は、自分で考え、試行錯誤しながら売上を段階的に増やしていくのが、精一杯のスタートとなります。

 もっと経費を抑える方法として、ルームスペースをシェアして、フリーアドレス(机の座り位置が決まっていない)形態で起業をする方も増えています。そこに集まっている方は、何らかの技術・アイデアで、起業をしようとしている方もいらっしゃるので、相互に情報交換をしながら、また研修なども行なっているところもあるので、自身で勉強をしながら、法人成りまでじっくりと考えられる場所となります。

 さらに経費的に負担が低いのが、公営・民営のインキュベータ、コワーキングスペースです。ここでは上記の形態に加えて、決まったスペース(個室)と、支援者(IM、マネージャー等々)が常勤して、様々な問題、課題の相談に乗ってくれる体制になっています。
 そこではスタートアップ時の悩み、方向性、進め方を、起業家の目線プラス経験者のアドバイス(複数の選択肢)を加えながら、徐々に法人として成立するビジネスに育てていける環境になっています。
 方向を決めるのは起業家自身ですが、決める際に支援者から見た経験を付加したアドバイスにより、納得のいく決断が出来るのが支援者の居るビジネスインキュベータでは無いかと考えます。

 起業家は、1人だけで始めるのではなく、出来るならば同様な悩みを回りに持った起業家仲間が居て、且つ自分が目指すビジネス展開をいろんな支援を受けながら、事業規模を拡大していけることが、成長への最短方法だと考えます。

あいち産業振興機構