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-ダメ経営者と言われないための人事労務管理の基本知識-第3回

AVH事務局 2014.09.01

適材適所どこに

社会保険労務士法人デライトコンサルティング
代表社員 近藤 圭伸

第3回:【経営者に必要とされる人事労務管理の基本知識 -適材適所― 】

◆持ち味を生かした適材適所の実施

一般的に適材適所とは、「その人の能力・特性にふさわしい地位や仕事(任務)を与えること」をいいます。もともとの語源は、家の土台には腐りにくい檜を、屋根を支える梁には強靭な松を使うといった、「伝統的な日本家屋や寺社での木材の使い分け」にあるそうです。
経営者はこの木材の使い分けのイメージを社員に当てはめることが重要です。本来なら社員の持ち味(いい個性)を把握したうえで、社員を適材適所に配置し、100%以上の能力を発揮してもらうことが社員と組織の成長につながります。(持ち味経営)
新卒であれば2年、中途入社であれば1年が適材適所を見極める期間として必要です。経営者はこの期間に社員を観察し、社員の持ち味をしっかり把握する必要があります。社員が与えられた仕事の中で、持ち味を活かせていれば適材適所の配置ができていると考えてよいでしょう。もし、持ち味を発揮できない場合は、「配置転換を実施する」「社員に合った新しい仕事を与える」ことをしなければなりません。
経営者は我慢して適材適所にない社員を使い続けてはいけません。経営者、社員、会社がとても不幸になってしまいます。経営者は適材適所の知識を持ってしっかり社員を観察し、社員の持ち味と仕事をマッチングする責任があります。

あいち産業振興機構